とある日のケースカンファレンスにて、ご入居者様のお一人がケアマネジャーに言いました。

「ラーメンが食べたいの。熱いのをふうふうしてね、もうしばらく食べてないのよね。」

ホームで提供する麺類は、ぬるめのものばかり。食事の形態が常食の方でしたら、すすることもできます。ご希望があるのならば実行しましょう、ということで、協力内科医・看護師にも確認をし、「カップラーメンを食べる午後のひととき」を挙行しました。

 

５月下旬の爽やかな午後、園内の敷地にテーブルを用意。合計６名のご入居者様が、それぞれお好きなカップラーメンを選びました。ケアマネジャー、生活相談員、管理栄養士がご一緒しました。

 

 

皆様、スープまですべて完食。中には「もう一つ食べたいわね」とおっしゃる方も。

昨年の七夕の短冊に「まぐろのお刺身が食べたい」と書かれているのを見た管理栄養士が、数年ぶりに刺身メニューを復活させたように、皆様の楽しみのひとつである「食」に関してはこれからもできる限り対応していきたいと思います。