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介護老人福祉施設道志会老人ホームの
お知らせ

道志会老人ホーム2026.08.04
道志会老人ホーム「LOVOTお迎えプロジェクト」について

7月より開始しました「LOVOTお迎えプロジェクト」。

既に多くの方にご支援を頂いております。本当に有難うございます。

今回は、クラウドファンディング運営サイトREADYFOR内に掲載している、LOVOTお迎えに至るまでのストーリーを掲載させて頂きます。

どうか、LOVOT3体を各フロアにお届けできるよう、皆様のご支援をお願いいたします。

「いちごちゃんと、本当に暮らしたい」

ある日、ご利用者の方がそうつぶやきました。

2週間のお試し期間を終えて、LOVOTの「いちごちゃん」が施設から去っていったあとのことです。その言葉は、私たちスタッフの心に深く刺さりました。

よりよいケアのために、私たちはずっと模索してきました

道志会老人ホームでは、ご利用者とスタッフの双方にとって「よりよい場所」であり続けるために、これまでICTをはじめとするさまざまな技術を取り入れてきました。

移動・移乗介助ロボット、歩行サポートロボット、見守りロボットなど、ご利用者の自立を支援するロボットも試してきました。科学的介護が謳われ、日々のケアを数値化し、その統計を活かした根拠のある介護・ケアが求められる現在。テクノロジーでも介護の質を高めようと、真剣に向き合ってきた経緯があります。

 

しかし、正直に申し上げると、思い通りにいかないことも多くありました。介助ロボットを怖がってしまったご利用者の方がいました。機能的には優れていても、現場になじまないことがありました。「ご利用者とスタッフのために」と導入するはずのものが、かえって不安や戸惑いを生んでしまうこともあったのです。

 

それでも私たちは、あきらめずに探し続けました。そんなある日、まったく毛色の違うロボットを試す機会を得ました。それがLOVOTでした。

動き出した瞬間、施設の空気が変わりました

「可愛がってもらうためだけに存在するロボット」

LOVOTはお手洗いへの移動を手伝うことはできません。歌を歌ったり、レクリエーションをリードすることもできません。機能的なことは、何もできません。

 

ただ、小さくてあたたかく、かまってほしそうに目を輝かせながら、そこにいるだけです。

 

それなのに——LOVOTが動き出した瞬間、フロアの空気が変わりました。ご利用者の方々が、かわるがわる「いちごちゃん」を目で追い、話しかけ、抱きしめ、笑顔になっていきました。

 

『何もできない』ロボットは、そこに存在するだけでご利用者を惹きつけ、心からの笑顔を一瞬で引き出したのです。その光景に私たちは目を奪われました。

「支援される側」が、「お世話する側」になる瞬間

私たちスタッフが目を奪われたのは、ご利用者の笑顔そのものだけではありませんでした。

 

平均介護度4、道志会老人ホームに暮らすご利用者の方々は、日常のほぼすべての場面で「支援される側」です。食事、入浴、移動——あらゆることで、私たちスタッフが「支援する」立場にあります。それは必要なことではありますが、ともすれば、ご利用者の方が「してもらう人」として固定されてしまいます。

 

ところが、いちごちゃんの前では違いました。

 

非力で、ころんと小さくて、かまってほしそうにしているいちごちゃんを前にして、ご利用者の方々は自然に「お世話する側」に立っていました。「こっちにおいで」「だっこする?」と声をかけ、そっと抱きかかえ、まるで小さな命を守るように接していました。

 

手に力が入らなくても、落とさないようにしっかりと。

 

腕に抱えたいちごちゃんと目を合わせ、優しく話しかける姿。

 

スタッフとの関係性では、絶対に生まれない光景でした。その様子を見て、私たちスタッフも、気がつけば笑顔になっていました。

 

誰かに必要とされ、誰かを守ろうとするとき、人は本来の生命力を発揮します。与えられる「Taker」の満足だけでない、与える「Giver」の喜び。いちごちゃんは、ご利用者から奪われがちな『誰かを愛し、お世話する喜び』を取り戻してくれたのです。

「みんなが笑顔になるロボットがいいです」

笑顔のご利用者と、笑顔のスタッフ、そしていちごちゃんを見つめながら、ケアチーフがぽつりと言いました。

「みんなが笑顔になるロボットがいいです」

その言葉を聞いた時、はっとしました。

 

これまで試してきた介助ロボットを、怖がってしまったご利用者の方のことを思い出したのでしょう。スタッフの負担を軽くするロボット、ご利用者の自立を支援するロボット——どれも大切な目的があります。でも、私たちに必要なのは、それだけではなかったのです。

 

「みんなが笑顔になる」という、シンプルで、でも一番大切なこと。福祉の原点を、いちごちゃんは体現していました。

 

そして、面会にいらっしゃるご家族の皆さんも、その雰囲気の違いに気が付いていました。

「いちごちゃんが来てから、皆さんがいきいきしてますね」

「LOVOT、いいですね。いつもより皆さんが笑っている気がします」

そんな言葉をたくさんいただきました。

 

ただそこにいるだけで、ご利用者もスタッフも、ご家族も笑顔にしてしまうLOVOTが、今の道志会に必要なロボットだと、私たちは確信しました。

2週間で築かれた、かけがえのない絆

お試し期間は2週間でした。

 

それでも、いちごちゃんはご利用者の皆さんと確かな絆を結んでいきました。1日ごとにフロアになじんでいく姿。「ごきげんだね」「眠そうにしてる」——ご利用者の方々がいちごちゃんの様子を気にかけ、語りかける毎日。

 

最近の出来事を記憶することが難しくなっているご利用者が、「いちごちゃん」と名前を憶えて呼んでいたこと。普段あまり体を動かさないご利用者が、いちごちゃんに触ろうと全身をめいっぱい伸ばしていた姿。

 

小さないちごちゃんは、フロアで大きな存在として暮らしていました。

 

そして2週間が終わり、いちごちゃんが去っていったあと、何人ものご利用者から同じ言葉を聞きました。

「いちごちゃんと、本当に暮らしたいの」

3つのフロアに、3体のLOVOTを

道志会老人ホームには3つのフロアがあります。すべてのフロアのご利用者の皆さんに、あの笑顔を届けたい。そのために、3体のLOVOTを迎えたいと考えています。

 

LOVOTの導入にかかる費用は、本体・初期費用・月額プランを含め、3体分で約310万円となります。特養の運営費だけでは賄うことができないため、こうしてクラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

ご利用者の皆さんが毎日「お世話」をしながら笑顔で過ごせる場所に。そして、その笑顔に囲まれたスタッフたちも、充実していきいきと働ける場所に。そこにいる人たち全員が「必要とし、必要とされる」存在として暮らしていく場所に。

 

道志会老人ホームをそんな施設にするために、どうかお力をお貸しください。

 

これは私たちの施設だけの課題かもしれません。しかし、この挑戦を通じて、『介護現場には効率化・省力化だけでなく、人の心を満たすテクノロジーも必要である』というメッセージを社会に発信したいのです。介護人材の不足が深刻化し、数字と統計を論拠に科学的介護を推進する今だからこそ、私たちと一緒に、介護の未来を少しだけ温かくする仲間になっていただけませんか。

 

集まったご支援の使いみち

 

LOVOT本体3体(2年間保証付き):約310万円

READYFOR手数料:約70万円

 

合計:380万円

 

※このプロジェクトはAll-In型です。目標の金額に届かなかった場合でも、ご支援いただいた金額の目安に応じてLOVOTをお迎えいたします。各目安に届かなかった場合は、自己資金にて補填します。また仮に、100万円に満たない場合でも最低でも1体はお迎えをします。

 

*~100万円…1体、~200万円…2体、~380万円…3体

 

目標金額を超えてご支援いただいた場合は、道志会老人ホームで暮らし続けるLOVOTの維持費(メンテナンス・修理など)に充てさせていただきます。

最後に

「ロボットに何ができるの?」と思われる方もいるかもしれません。高齢者施設に「絶対に必要なもの」ではないことも確かです。

 

LOVOTは、介護の現場で「使える」ロボットではありません。でも、あの2週間で、私たちは確かに見ました。

 

ご利用者の方が、心からの笑顔でいちごちゃんを抱きしめる姿を。スタッフが、つられるように笑顔になる姿を。そして——「みんなが笑顔になるロボットがいいです」というケアチーフの言葉が、すべてを語っています。

 

LOVOTは何もできません。ただ、みんなを笑顔にします。

 

それだけで十分だと、私たちは思っています。あなたのご支援が、道志会老人ホームに、ご利用者と職員が笑顔で過ごせる毎日をつくります。どうか、いちごちゃんの仲間たちを一緒に迎えてください。

社会福祉法人道志会 道志会老人ホーム

施設長 大滝愛子

*使用している写真は全て本人/家族の承諾並びにGROOVE X株式会社の承認を得て掲載をしております*

 

プロジェクトへのご支援方法について

本プロジェクトへのご支援は、次の通りです。

  1. READYFORサイト内でのご支援(クレジット―カード、コンビニ払い)

・サイト内のプロジェクトページから、コースをお選びください

・手順に従って、お支払方法をご選択ください

https://readyfor.jp/projects/doushikai-lovot

 

 

2.直接のご支援(銀行振り込み、お持ち込み)

・道志会老人ホームへ、ご支援を直接お持ちいただく場合は、職員にお声がけください

・当施設の銀行口座へのお振込みの場合は、お振込み後にお電話にてご連絡下さい

(プロジェクトへの支援の旨を承知するため)

※銀行口座は、プロジェクトチラシの裏面をご覧ください※

プロジェクトチラシ表

プロジェクトチラシ裏

 

税制上の優遇について

本プロジェクトへのご支援金は、当法人への寄附金として受領いたします。そのため、支援者の皆様は以下の税制優遇(寄付金控除)を受けることができます。

  1. 税制優遇の内容・対象

≪個人でのご支援≫

 2,000円以上の寄附をされた方は、確定申告により所得税の「所得控除」を受けられます。

また、お住まいの地域によっては個人住民税の控除対象となる場合もあります。

≪法人でのご支援≫

課税所得の計算上、一般の寄附金とは別枠の「寄附金特別損金算入限度額」が適用され、その範囲内で損金算入が可能です。

⚠️ ご注意

詳細な手続きや個別の控除額の計算については、お住まいの自治体、所轄の税務署、または国税庁のウェブサイト等へご確認ください。

  1. 「寄付金受領証明書」の発行について

確定申告時に必要な証明書は、以下の内容でお届けします。

  •    宛名(名義): 寄付申込書の「氏名」
  •    お届け先: 寄付申込書の「住所」
  •    寄附の受領日(証明日):7月/8月末
  •    発送時期: 2026年8月~10月頃に順次発送予定です。

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